荒唐無稽な表現で知られる中国の抗日ドラマ。中国人がそんな抗日ドラマを動画で解説してくれています。ご紹介いたします。
※ 動画は翻訳記事の一番下です
さて、今回の主役は戦闘を指揮しているようです
どんな指示を出すか、聞いてみましょう
「小鬼子に我々の土戦車の威力を味わせてやりましょう」
土戦車？なんじゃそりゃ！どんなものか全く想像できません
しかし彼らの自信に満ち溢れた表情から、とんでもなく強力な戦車であることが想像できます
さぁ、主役の口から土戦車出撃の命令が下った！どんな戦車が登場するのか！！敵をぶっ潰せ！
ん？なんだこれは？
布団を乗せた椅子を背負っているだけではないですか！
こんなものが鬼子に通用するわけがないと私は思うのですが、実際どうなのか気になるところです
鬼子が銃撃開始！土戦車は銃弾を防げるのか！
もちろん防げる！物理的にどんな事象が起きているのかは全く不明だがとりあえず防げている！！
この火力にもかかわらず土戦車は進んでいく！
これは土戦車です！決して布団をかぶせた机ではありません！
材料はどこでも手に入り、製作は簡単、おまけに威力は強大！これは素晴らしい！！
そして携帯性、持続性、娯楽性に優れた最高の兵器といえましょう！！
この主役の満足そうな表情を見てみましょう
「我々の土戦車は本当に実用的です」
さて、こちらでは机すら省略されて布団だけで日本軍の砦に向っていっています
こちらの防弾効果はいかほどでしょうか？
当然効果抜群！！
アンビリーバブル！なぜ問題ないのか意味が全く分からない！！
そしてお手製の爆弾を鬼子に打ち込む我らが同胞！
鬼子の砦に向けて発射！！
当然鬼子砦の窓にすぽっと命中！鬼子の血と肉が飛び散るに違いない！
爆発だ！
全く飛び散らない！
しかし糞を食わされたような顔でのたうち回る鬼子たち！これは苦しそう！
おっと！敵は白旗を上げて降参だ！
苦しそうな顔をして砦から出てくる鬼子たち
さて、これは一体何だったのか、彼らのセリフを聞いてみましょう
「胡椒爆弾の威力がこれほどだとは思わなかった」
さぁこれで何の爆弾だか皆さん分かったでしょう
これが我らが誇る新発明・・・
胡椒爆弾の登場だ！
凄いという言葉が出てきません！こんなものを考え付いた監督は天才に違いない！！
土戦車で守って胡椒爆弾で攻める！
これで敵がどれだけ強力な武器を持っていようが笑いながら攻め落とせる！いや全く笑えない！！
なんと胡椒爆弾は自分の服で手軽に点火できるようになったようだ。なぜ最初からそうしない！
そして爆発するところを確認する必要もないらしい。バイバイ
[訳者注]
中国語の元動画によると、これは2016年9月より中国の上海電視台で放送を開始したテレビドラマ「俺爹是卧底」と、2012年10月より中国の江蘇テレビで放送を開始したテレビドラマ「向着炮火前进」だそうです
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