日本のおじさんが「昔は鈍行列車10時間の旅をしてた。この楽しさは今の若者には通じないかな」とつぶやいたという記事が中国版ツイッターのWeiboに掲載され、中国人のコメントがたくさん投稿されています。ご紹介します。
[記事]
日本のおじさん「昔は鈍行10時間の旅をしてた。この楽しさは今の若者には通じないかな」

以前息子に、
「お父さんが大学生の時、奈良から東京まで鈍行で10時間近くかかったんだよ」
と話したら、
「スマホも無いのに、何やっていたの?」
と、驚愕の声をあげた。
流れゆく車窓を眺めたり、列車の揺れに任せて居眠りしたり、ただそれだけが楽しかったのだけど、そんな感覚、通じないかな。 pic.twitter.com/XUla466rVq— byちゃ 旅と鉄道 (@tabitetsubycha) January 18, 2021
記事引用元: https://weibo.com/2213526752/JE2NceVAW
※ 5個以上のGoodがあるコメントについて、Goodの数を載せています
※ 下記コメントで言及されている事柄の事実確認は行っておりません。真偽の判断はみなさまでお願いします
※ 当サイトのコメントポリシーと、「バカと言う人がバカ」の精神と中国人のスルー技術をもってコメントを書き込みましょう
Sponsored Link
■ 北京さん
この写真の列車は車内がゆったりしていて向かいの席に誰もいない。給湯室まで人が溢れる満員の緑皮車に10時間詰め込まれたのもそれはそれで楽しかったなぁ [359 Good]
■ 広州さん
昔のことはよく知らないけど、周りの人と話でもしてれば10時間なんてあっという間では? [13 Good]
■ 四川さん
席でタバコを吸う人やヒマワリの種を食べる人がいて、近くで誰かの赤ちゃんが泣いている中で知らない人同士が真面目に政治の話をしたり息子の嫁の話で盛り上がっていたりしてた。席を立ってどこかに行った瞬間にその席は誰かに奪われて戻ってきた人とケンカになったりする [25 Good]
■ 広東さん
うるさいし混んでるし汚いしで最悪の場所だったけど、全く知らない人同士が楽しく話をして盛り上がってなぜか最後にはみんなで歌いだすという、なかなか忘れ難い思い出 [12 Good]
(訳者注: 緑皮車は中国国鉄で長らく使用されていた深緑色ベースの塗装をした車両のことです。近年はより高級で快適な車両が投入されており、あまり見かけなくなってしまいました。下二枚は「混雑 緑皮車」で画像検索して見つかった写真です。いずれも90年代の春節の写真だそうです)

■ 在日中国さん
北海道 [114 Good]
■ 北京さん
私は今でも列車に乗ってぼーっと景色を見ているのが好き [38 Good]
■ 上海さん
実家は貴陽で南京の大学に通ってた。列車に乗って貴陽と南京を行き来するのが本当にしんどかった [25 Good]
(訳者注:貴州省貴陽市から江蘇省南京市までは約1600キロで、青森-下関の距離に相当します。現在の在来線での所要時間は28時間です。高速鉄道だと10時間、飛行機だと2時間半の距離です)
■ 河北さん
写真をたくさん撮ればいい。今はつまらないと思う写真でも10年後にはきっと楽しく見返すはず [14 Good]
■ 遼寧さん
以前は列車に乗ると風景をよく見ていた。川を何個渡ったとか、畑には何が植えられているとか、沿線の家や庭をよく眺めていた [10 Good]
■ 内モンゴルさん
自ら趣味で乗る長距離列車は10時間でも何時間でも風景を眺めながら楽しく乗れる。何かの用事で仕方なく乗る長距離列車は苦痛でしかない [10 Good]
■ 台湾さん
青春18きっぷかな? [5 Good]
■ 広州さん
大阪から東京に青春18きっぷで行ったことがある。12時間かかった
■ 四川さん
東京から静岡まで普通列車で行ったことがある。景色がいろいろ変わって結構楽しかった
■ 武漢さん
日本の列車は静かで清潔でカップラーメンの臭いがしたりしない
■ 湖北さん
高校の卒業旅行で一人でチベットに鉄道で行った。当時はガラケーの時代でスマホなんてなかった。チベットまで50時間くらいかかったけど、景色を見たり周りの人と話したりしてたらあっという間に着いた。京極夏彦の本を1冊持って行ったけど、家に帰ってくるまでに数ページしか読まなかった。あの時は楽しかったな。いい思い出
(訳者注:青海チベット鉄道は2007年の開通です。ラサから中国各地へ直通列車が走っており、北京まで42時間、上海まで47時間、広州まで54時間かかります)
■ 河南さん
昔はいろいろとのんびりしてた。今は忙しくなった。どちらが良いというわけではないが、昔のあの時代が懐かしい
85 pings
Skip to comment form ↓
Link to this comment
[…] リンク元 […]