中国のネットメディアが「中国の高速鉄道は完全全面禁煙。日本の新幹線には喫煙ルームがある。この違いの理由を説明する」という記事を掲載しました。この記事を見た中国人のコメントをご紹介します。
[記事]
中国の高速鉄道では一切の喫煙が禁止されており、もし車内でタバコを吸ったら警報装置が鳴り響くこととなる。一方日本の新幹線も基本的に禁煙ではあるものの、車内に喫煙ルームが存在し、その中では自由にタバコを吸うことができる。この差は一体何なのだろうか。
日本社会は極めてプレッシャーの高い社会で、自殺率は世界有数の高さである。日本人はそのプレッシャーをタバコを通じてやわらげる必要があり、鉄道会社もその必要性を深く理解している。
そのため日本の新幹線には喫煙ルームが存在するが、車内での喫煙を可能とするためには喫煙ルームを設置するだけでなく、不燃材料を使用するなど他にも多大なコストがかかる。これらの高額なタバコ対策費用をねん出するため、日本の新幹線のチケットは非常に高額なものとなっている。
一方中国の高速鉄道ではこのような高額なコストをかけることができないので、全面禁煙というもっとも安価かつ単純な対策を行っているのである。

記事・コメント引用元: http://comment.tie.163.com/E4AC32P70524K62N.html
※ 5個以上のGoodがあるコメントについて、Goodの数を載せています
※ Badの数がGoodの数の10%を越えているものについてはBadの数も載せています
※ 下記コメントで言及されている事柄の事実確認は行っておりません。真偽の判断はみなさまでお願いします
■ 陝西さん
日本では喫煙することも個人の権利として考えられる。個人の権利は尊重されるから、このような体制が当然取られる [1148 Good]
■ 安徽さん
指定の場所で吸わせれば、タバコを吸わない人の二次喫煙をしない権利も保たれる。さすがは日本 [232 Good]
■ 上海さん
自殺率は某国の方が高いんじゃなかったっけ? [351 Good]
■ 山東さん
自殺率を下げるための取り組みは某国よりも日本の方が遥かに優れている [694 Good]
(訳者注: 中国のネットでは、「某国」や「あの国」という言葉は基本的にすべて中国を指します)
■ 江蘇さん
日本では公共の場でタバコを吸う人をほとんど見かけない。みんな指定の喫煙所で吸っている [545 Good]
■ 新疆さん
国内線の飛行機でスマホを使うのは前はダメだった。今は使えるようになってかなり便利 [129 Good]
(訳者注:中国の航空会社では「機内モードにしていてもスマホの機内での使用は一切禁止」という厳しいルールが適用されていましたが、2018年春ごろから各航空会社で撤廃され、「機内モードであれば離着陸時を含めて使用可」という国際標準ルールが現在では適用されています。なぜ中国だけ厳しいルールを適用していたのかは不明ですが、「乗客が自主的に機内モードに変更することを期待できず、スマホ自体の使用を禁止せざるを得なかった」「偽物スマホが多く流通しており、どんな電波が発せられるか誰も予測できなかった」といったことが理由の一部として挙げられるようです)
■ 河南さん
喫煙者にはタバコを吸う権利があるが、我々には健康を守るために副流煙を吸わない権利もある [146 Good]
■ 上海さん
だから専用の喫煙室を用意したんだろうな [20 Good]
■ 深センさん
タバコは肺がんの原因 [18 Good]
■ 湖南さん
日本人は公共の場所で堂々と煙草を吸ったりはしない。某国人とは違う [13 Good]
■ 福建さん
喫煙者の権利を守るためにチケットの価格が上がっているのなら、非喫煙者は不必要な出費を強要されており、「適正価格で新幹線に乗る」という権利は侵されていると思う [12 Good]
■ 河南さん
中国でもここ数年で喫煙者の肩身はかなり狭くなってきた [11 Good]
■ 寧夏さん
公共の場では吸うな。健康を傷つけたいのなら自分の身体だけにしてくれ [10 Good]
■ 北京さん
この記事は日本を褒めてるの?けなしてるの? [10 Good]
■ 重慶さん
日本の喫煙所はものすごく高性能な空気浄化装置が稼働していて、周囲に迷惑をかけることはない [10 Good]
■ 上海さん
喫煙ルームを使うのは喫煙者だけ。なのに喫煙ルームの設置、清掃費用は非喫煙者からも一律に徴収される。これは絶対におかしい。喫煙ルームを使う人から使用料を取ってそのお金で喫煙ルームを運営するべき [9 Good]
■ 吉林さん
日本の新幹線は清潔で安全で好感を持てる。しかしこの点においては全面完全禁煙の中国方式に賛成する [9 Good]
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