中国のネットユーザーが「日本軍に真っ先に宣戦布告をしたのは共産党。蒋介石は売国奴」という記事を中国版ツイッターのWeiboに投稿し、中国人のコメントがたくさん投稿されています。ご紹介します。

[記事]
中国に侵略した日本軍に対して真っ先に宣戦布告をしたのは共産党だから共産党が最も勇敢。共産党軍は北へ西へ東へ日本軍を探して進軍を続けた。一方蒋介石は1941年になってやっと日本に宣戦布告した。だから蒋介石は売国奴で共産党が愛国だ。という話を最近よく聞くようになった。もちろん私は諸手諸足を挙げて賛成する
[訳者注]
中国共産党は満州事変直後の1932年に日本に対して宣戦布告を行っています。これは確かに当時分裂状態であった中国の各政治勢力の中では最も早い宣戦布告です。国民党は当初日本との提携路線を模索しており、1937年の盧溝橋事件以降日本との戦闘が本格した後もアメリカの援助を受け続けるため(アメリカの中立法の適用を避けるため)に宣戦布告を行っておらず、国民党が日本に宣戦布告したのは日米開戦後の1941年です。満州事変後は中国国内で反日感情が強烈に高まっており、満州事変の前年に国民党との戦いに敗れて虫の息だった共産党は、日本に宣戦布告することで民衆の反日感情を利用して国民党に対抗しようとしたものと考えられています。
中国では1937年の盧溝橋事件が日中戦争の始まりだとされていますが、中華民国が日本に宣戦布告したのが1941年であったため、これ以前の戦闘行為を日本では「事件」または「事変」と呼んでいます。
記事引用元: http://weibo.com/1740005437/Eg7vutv4J
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※ 下記コメントで言及されている事柄の事実確認は行っておりません。真偽の判断はみなさまでお願いします
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■ 江西さん
共産党軍は日本軍を探せ出せなかったから直接対決をしなかったってことなのね [53 Good]
■ 安徽さん
俺は中指を立てて賛成の意を示しておく [40 Good]
■ 江蘇さん
共産党軍は日本軍を探している間に共産主義を広めまくった。ほとんど戦闘をせずに軍隊は大きくなり、日中戦争が終わると同時に国民党に戦いを仕掛け、台湾に追い出した [45 Good]
■ イギリス在住さん
この論理はやばいね [30 Good]
■ 山西さん
あはは。共産党は当時潰れる寸前だったじゃん [6 Good]
■ 広東さん
その通り!鬼子軍は愚かだ!彼らが中国の主力部隊を見誤らずにちゃんと叩き潰しておけば今頃はこんなことにはなってなかったはずだ!! [7 Good]
■ 北京さん
歴史を知らない人が多すぎて困っちゃうよね。愚民化政策の成果かな [6 Good]
■ 江蘇さん
本気で日本と戦うために宣戦布告したわけでもないだろうに [7 Good]
■ 甘粛さん
14年間も日本軍を探し続けて、結局見つからなかったの?頭悪いんじゃないの? [9 Good]
■ アメリカ在住さん
子どものころから教科書と抗日ドラマでこんなことばっかり教えられ続けたら、そりゃ何が正しい歴史かわからなくなっちゃうよな
■ 雲南さん
共産党は日本軍と出会っちゃったらどうするつもりだったんだろう
■ 深センさん
じゃあとりあえず俺も両足を挙げとく
■ 江西さん
俺は両手両足の爪を挙げとく
■ 北京さん
これこそが攘外必先安内そのもの
(訳者注:攘外必先安内・・・「先に中国国内を平定し、その後に外敵にあたる」という意味の、満州事変後に国民党がとった政策です)
■ 福建さん
くだらない抗日ドラマを流している時点で何が正解かはわかるよな
■ 遼寧さん
中国空軍の基礎を築いたのは日本人
■ 河北さん
共産党軍は日本軍を探し出せなかったみたいだけど、日本軍も共産党軍を探し出せなかったのかな?それとも探そうともしていなかったのかな?歴史の真実はどっちかな?

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