「日本語の『沢』は果たして漢字だろうか」という記事が中国版ツイッターのWeiboに掲載され、中国人のコメントがたくさん投稿されています。ご紹介します。
[記事]
日本語の『沢』は果たして漢字だろうか。
「沢」は繁体字では「澤」で中国語簡体字では「泽」となる。日本語でさらに簡略化されたのが「沢」。同じような例に「櫻」が存在する。「櫻」は繁体字でも簡体字でも「櫻」だが、日本語では簡略化されて「桜」となる。これらは日本で「新字体」と呼ばれ、「和製漢字」とは異なる。
和製漢字は「国字」とも呼ばれ、中国ではもともと存在していなかった日本オリジナルの漢字のことで、「匂」「働」「塀」「峠」「込」「枠」「栃」「畑」等が存在する。一方「沢」や「桜」は中国でもともと存在した漢字を日本独自の方法で簡略化したもの。「沢」は中国の漢字の日本独自の表記方法で、中国の漢字とは形が全く異なる。日本語の辞書には「沢」と「澤」は出てくるが「泽」は出てこず、中国の辞書にはもちろん「沢」は出てこない。

記事引用元: https://weibo.com/1408125600/MpEJzmT07
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■ 浙江さん
くまざわ書店はたしかに日本に存在する書店で、熊沢は創始者の名字だが、浙江省寧波市にオープンした熊沢書店とは全く関係ないことを発表している。寧波人としては恥ずかしいだけなのでやめてくれ [60 Good]
■ 江蘇さん
なんだ、パクリか
■ 河北さん
ちなみに中身は蔦屋書店のパクリ
(訳者注:元スレで掲載されていた上記写真は去年12月に中国浙江省寧波市にオープンした書店「熊沢書店」と思われます。この店舗は日本のくまざわ書店とは全く関係のないことをくまざわ書店が発表しています(https://www.kumabook.com/kuma-roll/中国の「熊沢書店」について/))
■ イギリス在住さん
同じような例が浜(日)—濱(原形)—滨(中) [19 Good]
■ 陝西さん
中国の簡体字よりもさらに簡略化されてる [14 Good]
■ 広東さん
新字体の「沢」は中国の草書や行書を参考にしたらしい
■ 上海さん
しかも日本語では漢字が複数の読みを持つことが一般的。「沢」は「さわ」とも「たく」とも読む [8 Good]
■ 河北さん
初めて「沢」の字を見たのはスラムダンクの山王工業の沢北栄治 [7 Good]
■ 香港さん
ちなみに日本語のひらがなも漢字を崩したものだ。「あ」は「安」、「の」は「乃」
■ 北京さん
日本語の漢字は中国の簡体字を更に簡略化したものだったのか
■ 上海さん
日本の金沢と上海の金泽は同じ地名
(訳者注:上海市の南西部の外れにある金泽古鎮は古い街並みが残る水郷です。このような水郷古鎮は上海周辺にたくさんあり、観光地化されたところも多くありますが、金泽古鎮は全く観光地化されておらず、古き良き街並みとともに時間がゆっくり流れる場所です)

■ 山西さん
下北泽
■ 広西さん
福沢諭吉
■ 山東さん
日本語の「沢」もスマホでちゃんと表示されるんだね
■ 在日中国さん
なんで中国の本屋が日本語の漢字を使ってるの?
■ 湖南さん
平沢进
(訳者注:进は進の簡体字です)
■ 浙江さん
车站=えき=駅=驿
(訳者注:驿は駅の簡体字ですが、中国語の驿は古代中国で官庁の命令を伝達・報告する使人が馬を乗り換えた場所、いわゆる「うまや」のみを表す漢字で、日本語の「鉄道駅」の意味はありません。鉄道駅は中国語では「车站(車站)」です)
■ 安徽さん
アルファベットが多くの言語で使われているように、漢字も中国だけのものではないことがよくわかった
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