
日本が好きな元憤青が、自分のことを語っています。
なかなか興味深いです。
引用元: http://tieba.baidu.com/p/2857990445
■ 1楼(スレ主)
これは本当の話だ。笑いながら聞いてくれ
■ 2楼
お、いいねぇ
■ 3楼(スレ主)
オレはまぁまぁ整った二線都市で生まれた。子供の頃から当たり前のように愛国思想にどっぷり浸かり、小学校のときに書いた抗日作文は学級新聞にも載った。中学の頃からゲームにはまり、クソみたいな高校に進学した
(訳者注: 二線都市とは、北京・上海・広州ほどではないけどかなり大きい都市のことを指します。南京、武漢、瀋陽、西安、成都、重慶、杭州、青島、大連などはここに属します)
■ 4楼(スレ主)
もともと日本に恨みはあった。南京大虐殺なんかは絶対に許せないけど、死んだ人も殺した人も結局ほとんど死んだんでしょ?生き残った人はまぁ元気に生きてくれ、って思ってた
■ 5楼
そして??
■ 6楼
オレが子供の頃、日本のことを悪く言う人なんていなかったんだよな。。。
■ 7楼
どの漢奸もみんな似たような経験をしてるよな。俺は歴史や政治に関することにすごい興味があって、新聞や本や雑誌を読み漁った。そしたら自然に漢奸になってたよ。よく覚えてるのが、小学校4年か5年の頃、お母さんに共産党がどれだけすばらしいか話したことがあったのね。お母さんは退屈そうに聞いてたんだけど、突然「昔の共産党は村に食料を回収しに来た。断ると襲われた」といって泣き出したんだ
■ 8楼
オレ党員だぞ。マジで
■ 9楼(スレ主)
いわゆる愛国者だったオレがなんで反感を覚えだしたかというと、日本車を打ち壊すことがいいことだとネット上で言い出すやつが出てきたからなんだ。いいことと悪いことの区別がつかない、というか悪いことをいいことのように言いふらすヤツが何でネット上にはこんなにいるんだ?って思った。それに中国の良くないニュースが増えだしたからね。オレは自然と中国に失望していき、以前の愛国行動を恥ずかしく思うようになってきた。そしてあっという間に漢奸だ。人間ってこんなに簡単に変われるもんなんだな
■ 9-1楼
とっとと日本に移民しちまえ
■ 9-2楼 (スレ主)
両親はオレをオーストラリアに送ろうとしてるぞ
■ 9-3楼
ロシアにこいー!
■ 10楼
こうやって漢奸は生成されていくのか。。。
■ 11楼(スレ主)
オレはね、ただ客観的な人間になりたいだけなんだ。歴史や社会を客観的に見て、流行っているものには流されない。別に中国を嫌ってるわけじゃなよ。中国のいやなニュースを見ても笑ってすごせるようになった。殆どの中国人は普通の人間だ。俺たちじゃどうすることも出来ないことが多すぎる。漢奸になって、理性的に物事を見れるようになったよ
■ 12楼(スレ主)
もしここに集う人を漢奸と呼ぶのなら、オレは喜んで漢奸になるよ
(訳者注: このスレがある掲示板は、日本好きな人が集う掲示板です)
■ 13楼
自分は中国のことは嫌いじゃないぞ。近年中国が成し遂げたことは認められてもいいと思う
■ 13-1楼(スレ主)
一部のネット民の理性の無さと民度の低さには閉口するよ。もし800万人も知的障碍者がいるとしたら、確実に中国人全体の民度レベルを押し下げてるよな
■ 13-2楼
もし中国人の理性と民度が爆発的に向上したら、スレ主は中国のこと好きになる?
■ 14楼
当時オレはバカだった。いわゆる「民族の仇」という思想のせいで、最愛の人が去っていった
■ 14-1楼(スレ主)
民族の仇は人ではなく、発生した事柄自体に向けられるべきだな。中国侵略戦争に参加していない人を恨んでどうするんだ
■ 14-2楼(14楼)
あの時は本当に惜しいことをした。シンガポールに戻ってきたけど、彼女はもうここにはいなかった。彼女はもう日本に戻っちゃって、連絡手段は何も無い。オレはシンガポールから中国に戻った後に、自分の愛国的な考えがどれだけバカらしいものかに気付いた。国自体が腐ってるってね。家族や一部の友人以外の人間にいい感情をもてなくなった
■ 14-3楼(スレ主)
縁が無かったんだよ。失うことって必ずしも悪いことじゃないと思うよ
■ 14-4楼(14楼)
シンガポールに戻ってきてから、別の女の子に振られたよ。因果応報だな。これからはもっとこっちの人間と仲良くしようと思う
■ 15楼
自分もスレ主と大体一緒だな。お金ためて移民するよ
■ 16楼
中国の良くないニュースをたくさん見るし、失望するようなことがものすごく多い。よく勉強していい仕事について、自分も移民する
■ 17楼
オレも最初は愛国者だった。一回モスクワにきたらすっかりロシアバカだよ
■ 18楼
自分も同じだ。最初は愛国者だ。
韓国に行ったら韓国が大好きになった。
日本に行ったら漢奸になった。
インドネシアとタイに行った。濃厚な文化に魅了された。でもこの頃はまだ完全な漢奸だ。
ロシアに行った。この頃から日本に対する感情が少しずつ変わってきた。ロシアは嫌いだ。でもロシア人女性は好きだ。
アメリカとカナダに行った。中国文化っていいなって思った。その後何回か日本に行ったけど、やっぱり中国文化が好きなままだ。
オレは決めた。中国文化を復活させる。中国以外の国のことが好きな中国人と会っても、その気持ちは変わらない。
これがオレの変遷だ。
憤青 – 韓国好き – 漢奸 – アメリカ好き – 中国民族文化
■ 19楼
うちは新中国成立後ずっと苦労してきた。曽祖父は歴史教師で、文革で死んだ。曾祖母はご飯を作ってて忠字舞を踊りに行かなくて、後で紅衛兵に殴られて死んだ。おじいさんもやっぱり知識階級で、右派とされて39歳で死んだ。おばあさんは一人で6人の子供を育て上げた。罪人の家庭だから補助なんて一切無かった。だから我が家には共産党に対する恨みが刻み込まれている。オレは小さい頃から父親から反党思想を教え込まれたよ
(訳者注: 原文では「共産党」の箇所はGCDという隠語が使われています。「共産党」のピンインgong-chan-dangの頭文字です)
■ 20楼
私は中国が結構好きだよ。でも愛国主義の障害者には吐き気がする
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