『原爆がなかったら中国は抗日戦争に勝てなかった』という論評記事が中国のニュースサイトに掲載されました。この記事を読んだ中国人のコメントをご紹介します。

[記事](要約)
1945年8月、日本が深い悲しみに溢れる中、中国は喜びに沸いた。清朝末期以来100年にわたって中国を侵略し続けた東の小国にやっと勝ったのだ。
しかし、果たして我が国は本当に日本に勝ったのだろうか。抗日戦争における中国と日本の死傷者数を見比べると、中国の数字は敗戦国のそれである。それでは日本は戦勝国かというと、それもまた違う。第二次世界大戦時の日中戦争においては勝者は存在しないとの見方もできるだろう。
日本が投降した理由はアメリカにある。もっと直接的な言い方をすれば、アメリカが投下した原爆にある。日本人が本当に絶滅に追い込まれかねないことをあの2発の特殊爆弾は示した。中国人民は抗日戦争の8年間、死に物狂いで頑張った。しかし日本が投降する直接の原因にはならなかった。アメリカの原爆投下が無ければ、日本があれほど早くポツダム宣言を受諾することはなかったであろう。
記事・コメント引用元: http://comment.news.163.com/news_junshi_bbs/AE4Q2DT900014OVF.html
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※ 下記コメントで言及されている事柄の事実確認は行っておりません。真偽の判断はみなさまでお願いします
■ 天津さん
真実だな。そしてその真実を記事にしたこの記者に敬服する [4327 Good]
■ 福建さん
Q. 日本は誰に負けたのですか?
A. アインシュタイン
[2837 Good]
■ 泉州さん
もしアメリカが原爆を落としてなかったら、今頃中国は57の民族が仲良く共存する平和な国になっていたかもな [2652 Good]
(訳者注: 中国は56の民族から成り立つ多民族国家です。そして歴史上中国を征服したことのある民族(モンゴル族、満州族)は、現在は中国の1民族となっています)
■ 天津さん
共産党がいなければ誰も日本を降伏させることは出来なかった、と学校で習ったぞ [1774 Good]
■ 中国さん
日本人はだれも中国に負けたとは思っていない。アメリカとソ連に負けたと考えてる、というのを前に何かのドキュメンタリーで見た気がする [1605 Good]
■ 河南さん
ソ連はまったく関係ない。8月6日に広島に原爆が落とされたが、ソ連の参戦は8月8日だ。日本の投降は8月15日だが、ソ連が瀋陽を占領したのは8月20日だ。あいつらはただのハイエナだ [79 Good]
■ 重慶さん
その通り。しかもソ連参戦の時点では日ソ中立条約はまだ有効だったはずだ [61 Good]
■ 遼寧さん
最低だな
■ 遼寧さん
日本の降伏は8月15日。中国が公的にモンゴルを売り渡したのが8月14日。これいかに [1000 Good]
(訳者注: 1945年8月14日に締結された中ソ友好同盟条約により、中国は「もしモンゴル国内の国民投票で独立の意志が認められればモンゴルの独立を承認する」ことを承諾しました)
■ 中国さん
仮に原爆がなかったとしても、中国の勝利が数年遅れただけだ [427 Good]
■ 山西さん
シ江作戦をどう見る?あれは完全に中国の勝ち戦だと思うが [358 Good]
■ 陝西さん
可能性の話をしても仕方がない [277 Good]
■ 中国さん
もしもの話をするんであれば、「もしも共産党がいなくて国共内戦がなかったら」についても考察してもらいたいな。国軍は日本と戦う前に無駄に体力をすり減らしていなかったはずだ [139 Good]
■ 在日中国さん
中国の抵抗が日本軍に与えた影響は少なくないはずだ。もしあのとき中国が日本に全面投降して日本が全軍力をアメリカに向けることができていたとしても、アメリカは果たして同じ結果を得られていただろうか。中国人はもう少し自信を持ってもいいと思う [119 Good]
■ 河北さん
もしあのとき日米が開戦してなかったら、今頃みんな日本語ペラペラだったんだろうな [94 Good]

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