「奈良県民と四川人が偽中国語で通じ合ってる」という記事が中国版ツイッターのWeiboに掲載され、中国人のコメントがたくさん投稿されています。ご紹介します。
[記事]
奈良県民と四川人が偽中国語で通じ合ってる

東京人「其方大阪在住?」
我「否、我奈良在住」
東京人「奈良皆一家一匹鹿飼真実?」
我「否!鹿徘徊奈良公園周辺位!家不在!」
東京人「我聞奈良人全員鹿乗通勤」
我「其大嘘!!奈良人大阪通勤近鉄使用!!!!」
— 卑屈な奈良県民bot? (@nntnarabot) December 26, 2021
君中国语本当上手,我四川在驻,四川人全员熊猫乘通勤
— 长白山主体熊掌 (@hahaflygerman) December 26, 2021
四川海無、奈良海無。仲間
— ぺ (@wiwa663846302) December 26, 2021
[訳者注]
上の奈良県民の文章は、日本語の文章から漢字だけを残し、なんとなく中国語っぽくした「偽中国語」という遊びで、中国語としてみると文法、単語が無茶苦茶で完全に間違っています。しかしなぜか中国人にはなんとなく通じてしまうという不思議な代物です。真ん中の四川人の投稿も中国語としては間違っており、偽中国語に似せて作られた文章と思われます。熊猫はパンダです。
記事引用元: https://weibo.com/3229125510/L7Yd71y3A
※ 5個以上のGoodがあるコメントについて、Goodの数を載せています
※ 下記コメントで言及されている事柄の事実確認は行っておりません。真偽の判断はみなさまでお願いします
※ 当サイトのコメントポリシーと、「バカと言う人がバカ」の精神と中国人のスルー技術をもってコメントを書き込みましょう
Sponsored Link
■ 在日中国さん
私週四回熊猫出勤、月曜限号原因地下鉄出勤 (原文ママ) [3664 Good]
■ 広州さん
だはははは。真面目だねぇ。なんか飛ぶものに乗れば? [75 Good]
(訳者注:上記在日中国さんのコメントは上記四川人のコメントと同様、中国語としては無茶苦茶で、偽中国語に似せて作った文章と思われます。「限号」は中国の大都市で行われている、特定の曜日に特定のナンバーの自動車の都市部への侵入を禁止する渋滞対策です)
■ 河北さん
韓国人「中国人って毎日餃子を食べるの?」
中国人「じゃあ聞くけど、韓国人は毎日キムチを食べるのか?」
韓国人「食べるよ」
中国人「・・・」
[1587 Good]
(訳者注:餃子は中国では主食扱いですが、あくまで「たくさんある主食の一つ」なので、毎日餃子を食べる中国人はあまりいないと思います)
■ 重慶さん
四川人だけど、最近は昔よりもパンダに乗りやすくなった。今では一家に一頭のパンダが当たり前で、大型パンダの排気量が大きくて社会問題になりつつある [897 Good]
■ 広東さん
パンダの排気量って、あれですか [235 Good]
■ 北京さん
四川人って本当にパンダ通勤してるんだ。初めて知った [549 Good]
■ 福建さん
私の日本語レベルは実はかなり高かったようだ [220 Good]
■ 杭州さん
我々杭州人の家には白蛇と青蛇が一匹ずついるよ [138 Good]
(訳者注:古代から伝わる中国の古い民話「白蛇伝」は、白蛇の妖怪である美女・白娘子と人間の男性の恋物語です。白娘子の下女である青蛇の妖怪・小青も重要蛇物として登場し、浙江省杭州市中心部にある世界遺産・西湖が舞台です)
■ 雲南さん
俺たち雲南人は象で通勤するぜ [106 Good]
■ 別の雲南さん
え?お前んちは象なの?うちはクジャクだよ [33 Good]
■ 黒龍江さん
黒龍江人はこの時期は全員犬ぞりで通勤だ。お金持ちは犬8匹、貧乏人は犬3匹 [60 Good]
■ 広東さん
寧夏出身。実家ではラクダで通勤してる [72 Good]
(訳者注:雲南・黒龍江・寧夏の位置です。雲南はほぼジャングル、黒龍江はほぼシベリア、寧夏はほぼ砂漠のイメージです)

■ 上海さん
だはははは!確かに奈良と四川は仲間だな [83 Good]
■ 新疆さん
この文は意味がわからない。どういう意味?
■ 同じ上海さん
四川没有海,奈良也没有海,所以四川和奈良是好兄弟 (原文ママ) [101 Good]
■ 同じ新疆さん
「中間」って日本語では「兄弟」という意味になるの?
■ 浙江さん
中ではなく仲。中国語ではあまり使わない字だな
■ 四川さん
成都市民。本当にパンダに乗って通勤してるぞ [40 Good]

■ 広東さん
乗ったことある!
(訳者注:四川省成都市の地下鉄ではパンダ特別車両が運行されています)
■ 北京さん
みんな日本語と中国語が上手だね。楽しい記事をありがとう!
20 pings
Skip to comment form ↓