中国人富裕層による日本での『医療爆買い』が新たな展開を見せているようです。この記事を見た中国人のコメントをご紹介します。

[記事]
中国人富裕層による日本の“医療爆買い”が近年、新たな展開を見せ始めている。末期がんの治療や美容医療の施術など、それまで主流だった「検診ツアー」から一歩進んだニーズが高まっているのだ。ジャーナリストの西谷格氏がレポートする。
関西空港に降り立った中国人富裕層の賑やかな一行は、ハイヤーに乗り込み1時間ほどで宿泊先に到着した。チェックインしたのは、超高級ホテルとして名高いザ・リッツ・カールトン大阪だ。初日はホテル周辺の梅田を散策する程度にとどめ、まずは旅の疲れを癒す。
翌朝は再びハイヤーに乗り込み、関西圏の著名なゴルフ場で美味しい空気を吸いながらプレーを楽しみ、日本人プロゴルファーからスイングのレッスンを受けた。夜は早めに夕食を取り、神戸牛のステーキを堪能。21時以降は翌日の検査に備えて飲食禁止となった。
日が変わり、会員制の人間ドック専門クリニックで検診を受ける。血液検査やMRI検査、CTスキャンの撮影に加え、胃カメラや全身エコー、アンチエイジングの施術まで受けられる最上位プランだ。人間ドックは日帰りで、翌日以降は再びゴルフ三昧。5泊6日の行程を終えて、中国大陸への帰路に着いた。
ゴルフ&人間ドックがセットになったこのツアーの料金は、締めて237万円。航空券は別料金なので、ビジネスクラスを使って日本でショッピングも楽しむとなれば、1人300万円ほどになるだろう。中国語のパンフレットには「日本=安心・高品質」の文字が躍り、日本の医療に対する信頼の高さを感じさせる。
こうした中国人富裕層の訪日医療ツアーは2000年代から始まっていたが、2011年の東日本大震災や2012年の尖閣問題で一時は退潮傾向にあった。それが個人旅行者の増加とともに、近年再び脚光を浴びている。
インバウンド評論家で、自身も日本で医療を受けようとする中国人らの相談に乗ったことのある中村正人氏が語る。
「吉林省からやってきた60代の父親と40代の息子の親子連れのケースでは、父親が喉頭がんの末期状態で、余命1か月と診断されていた。息子は会社経営をしている富裕層で、父親のがん手術のため医療滞在ビザを取得して日本にやってきたのです」
1か月間ほど日本で入院し、手術は無事成功。治療費は約2000万円にのぼったが、全額をキャッシュで支払ったという。
また、息子のほかに付き添いの家族が約10人も来日し、東京タワーが一望できる都内の高級ホテルや、都心の最高級サービスアパートメントに宿泊。滞在費だけで100万円を超えたが、日本ならではのきめ細かなサービスを堪能した。
滞在中、資産家の息子は不動産業者と接触し、首都圏で投資用マンションを物色。結局購入には至らなかったが、中村氏によればこれも中国人ならでは。
「中国では土地はすべて政府のものと定められているため、個人所有ができない。中国人富裕層たちは、常に海外の土地を購入して資産を分散することを考えているんです」(中村氏)
吉林省からの御一行は、日本の高い医療技術と行き届いたサービスに、大いに満足して帰国したという。
中国から日本への医療ツアーでは、検診に合わせてアンチエイジングの施術を受けるプランも人気が高い。血液中にオゾンを注入する「血液クレンジング(1回3万円前後)」や、高濃度の胎盤エキスを体内に注入する「スーパープラセンタ注射(1本10万円前後)」、肌をきれいにしたい女性たちを中心に人気の「幹細胞注射(1本20万円前後)」などだ。
いずれも高額だが、中国人富裕層にとっては痛くも痒くもない金額である。
記事引用元: http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170716/soc1707160004-n1.html
コメント引用元: http://comment.money.163.com/money_bbs/COT347V3002580S6.html
※ 5個以上のGoodがあるコメントについて、Goodの数を載せています
※ Badの数がGoodの数の10%を越えているものについてはBadの数も載せています
※ 下記コメントで言及されている事柄の事実確認は行っておりません。真偽の判断はみなさまでお願いします
■ 広東さん
ネットで日本をボロクソに罵る愛国憤青がいる一方、日本に行って日本を享受する人たちもいる。なんだかなぁ [615 Good]
■ 山東さん
お金があれば国外に行く。スモッグを吸って下水油を飲む生活など誰でもしたくない [764 Good]
(訳者注: 下水油・・・中国で社会問題化している再生食用油のことです。工場などの排水溝や下水溝に溜まったクリーム状(あるいはスカム状)の油を濾過し、精製した安物の食用油脂です)
■ 北京さん
> 父親が喉頭がんの末期状態で、余命1か月と診断されていた
> 1か月間ほど日本で入院し、手術は無事成功
これって結構重要なポイントだと思う [1440 Good]
■ 内モンゴルさん
手術は成功したかもしれないけど患者は死んだかもしれないじゃないか [8 Good, 69 Bad]
■ 広州さん
内モンゴルさんは黙ってインスタント麺でも食べてろ [138 Good]
■ 広東さん
お金がある人がより良い治療を受けようと思うのは当然のこと [523 Good]
■ 在日中国さん
しかも日本では、中国ではお金をいくら出しても受けられない治療を受けることができる [862 Good]
■ 江蘇さん
親戚が中国で癌を治療して、1500万円払って死んでいった。日本で2000万払って癌が治るなら間違いなくそちらに行く [190 Good]
■ アメリカ在住さん
アメリカではもっといい治療が受けられるぞ。もっとお金がかかるけどね [662 Good]
■ 四川さん
手術成功率の高い病院の治療費が高くなるのは市場原理から言えば当然かもな [78 Good]
■ 山東さん
外国では病院内暴力は起きないのかな?
■ 北京さん
起きないだろ。中国人が横柄なのは国内だけ。外国ではみんな意外と大人しい [228 Good]
(訳者注:中国では患者による医師・医療関係者に対する病院内暴力(中国語で『医闹』)が社会問題化しています。予約した希望の先生に診察してもらえない、治療内容が気に入らない、スタッフの態度が悪いなどの理由で患者やその家族が医師に暴力を振るうという事件が多発しているのですが、急患であっても初診料を払わないと診察しない、傲慢な態度と決めつけ診断、高額な治療(手術など)への誘導、組織論理優先の運営など、病院側にも問題があると思われるケースも少なくないようです)
■ 南京さん
お金があるのなら迷わず日本の病院に行くべき。中国の医者は技術もないのに態度だけ大きくて話にならない。治療費も水増し請求されるしな [331 Good]
■ 黒龍江さん
中国食品を食べてて病気にならない方がおかしい [80 Good]
■ 四川さん
俺は漢方薬しか飲んだことがない
■ 山東さん
漢方薬は慢性病にはよく効くぞ
■ 浙江さん
漢方薬って科学的根拠がないんでしょ?つまり「これを飲んで治った人の方が治らなかった人よりも多かった」という確率論の積み重ね。どうも信用できないんだよね [108 Good]
■ 遼寧さん
倫理的には命の値段は存在してはいけないのだが、実際はやっぱり存在するということがよくわかるいい例をありがとうございました [43 Good]

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